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執筆者の写真TADUGANE CRAFTS

第一回 旋盤情報交換会を開催

昨日(4/29)に第一回の旋盤情報交換会を開催しました。

こちらは、当工房ならびに当工房も参加する『モノづくり共同体』が開催する木工旋盤教室の受講者さんを対象に参加を募り、製作物のプチ展覧会・技能や知識の交換、実際に各自が手を動かしてその場で旋盤加工等を行う会です。

「〇〇製作教室」といった内容の決まったものではなく、その場の流れに任せつつ自由な雰囲気で進行していきます。普段見ることのない他人の製作物を手に取って見る、製作時の苦労を聞く、設備の情報を交換する、技能を見て学ぶ・教えて学ぶ…そのような会です。


今回は、5名の方が参加下さいました。今後も定期的に開催し、人数が増えていけばいいなと思います。


肩書や話には事実と異なる内容が混ざることがありますが、基本的には製作物は嘘を吐きません。他人のモノを見る、他人にモノを見せるという機会は重要だと思います。


「自分ならこういう風にやらないなー(良し悪しではなく)」であったり、「こんなやり方もあるのか!」であったり、脳が刺激される感じがあります。


同時に、「ここは自分の方が上手く出来ているな」「ここはこの人の方が上手だな」と自分のレベルを確認するチャンスでもあります。そして、それを気兼ねなく発言出来、教え合える場(にしたつもり)です。


朝10時頃~15時頃までの開催で、参加費は一人1,000円(今後変わるかもしれませんが)。頂いたお金は全て設備や備品代に充てます。


「先生」「生徒」という垣根をあまり作らないように意識しています。各々得意なことがあったら教え合おうという雰囲気です。「人に教える」という責任感を持つことで、さらに技能や知識は向上すると思います。

今回の参加者の皆さんにも、特技を伸ばし広めて頂きたいと思います。知能啓発・公益世務を心掛けたいものです。


他のモノづくりも同じでしょうが、木工旋盤も凝りだすとどんどんモノ(設備・生産物)が増えていきます。道具を買い足す際は「奥さんの居ない時間に(荷物が)届くように時間指定している」なんていう笑い話は皆共通です。


今回は旋盤2台と木工ろくろ1台を準備しての開催でしたので、皆が1~2時間ずつ手を動かすことが出来ました。


それぞれテーマを持って来てくれましたので、時間を無駄にすることなく進んでいきます。


「そこはこうした方が良いよ」「こうなったらどうすれば良いと思います?」。自由な会話が弾みます。


会話が弾むといっても駄弁っているわけではありません。オン・オフの切り替えがハッキリした有意義な時間です。


各自の持参した製作物を囲んで昼食。愉しいひとときです。


試行錯誤の続く木工ろくろ。是非モノにして皆に広めて頂きたいです。



次回開催日程や開催ペースなど、今後検討して参ります。

今回も見学の方が1名お越し頂きましたが、当会は製作教室受講者以外の方の見学を歓迎致します。「やってみようかな、どうしようかな」と悩んでいる方がいればフラッと見に来て頂いても結構です。入退場自由です。



次回開催時もまた告知いたしますので、興味のある方は気軽にお問い合わせ下さい。

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